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  • Diederik Eggenkamp

Portfolio.nlの記事をご紹介【2024年1月】

グローバル・ブリッジスは「Portfolio」とコラボすることになりました!

以下、Portfolio.nlの記事をご紹介して参ります。


Portfolioとは、オランダの権威ある金融専門紙「Het Financieele Dagblad」(訳:Financial Daily)の日本語版として1999年に設立されたウェブサイトです。Portfolioはオランダとベルギーに関する質の高いニュースや情報を毎日提供しており、世界各国から1日あたり6000人以上のユーザーが訪れています。


【今月話題になっているニュース記事一覧】


過去40年で最大の賃上げ率、今年も続く

2024-01-04

オランダの賃上げ率は昨年度平均6.1%で過去40年で最大の引き上げ率であった。この賃上げはインフレによるところが大きいが、インフレ率はこれより高かった。中央統計局(CBS)の統計によれば、物価上昇率は8.4%と賃金上昇率を上回った。業種によって賃上げ率は変わるが、公務員は平均7%、運輸とロジスティックは7.5%となっている。したがって、実質賃金の推移、つまりインフレを調整した賃金上昇率は、2023 年にはマイナス 2.1% となった。続きを読む


オランダが発明した培養肉の商品化はもうすぐ

2024-01-25

もうすぐ研究室で作られていた培養肉が家庭やレストランでも食べられるようになりそうだ。まずは数カ月後に予定されている培養肉や培養魚の試食会である。培養肉は長い間非常に厳しい検査や調査を受けてきたが、ようやく日の目を見ることになる。


培養肉は市場に出回っている大豆などを使った肉の代用品とは全く別物だ。培養肉は、動物の可食部の細胞を組織栽培することによって得られた食用の肉である。動物を屠殺する必要がないので動物の犠牲を減らせること、牛一頭を約2年かけて育てるところを培養肉であれば2か月でできて生産効率が良いこと、厳密な衛生管理が可能であること、食用動物を肥育するのと比べて省スペース省資源で作ることができて地球環境への負荷が低いこと、抗生物質耐性菌リスクを低減できることなどの利点がある。続きを読む


オランダへの移民制限でも、知識移住者は歓迎?

2024-01-29


オランダでは知識(知的)労働者ビザという就労許可があり、いわゆる高度スキルを持つ人が企業で働くことができる。オランダ語で「Kennismigrant」、英語で「Highly Skilled Migrant」と呼ばれるこのビザを得るには雇用者、被雇用者ともに給与や教育レベルなどの条件が課せられる。


まだ組閣は完了してはいないものの、オランダは昨年の選挙で極右政党が第一党になったため、移民制限などの外国人排除が懸念されている。昨日、オランダ中央銀行総裁のクラース・クノット氏は国営放送の番組にて「知的移住者はオランダ経済にとって欠かせない」と述べて、この動きに懸念を示した。続きを読む





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