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Waka Otsu

GB Company Picks #1

更新日:7月16日

October 2023

弊社ウェブサイトのリニューアルに伴い「GB Company Picks」と称し、おすすめ欧州企業のご紹介記事を連載が始まります。


記念すべき第一記事として、Equinox Ocean Turbines B.V. (エクイノックス・オーシャンタービンズ) をご紹介します。


ゴリンケム(オランダ)を拠点とし、海洋エネルギー分野で20年以上の経験を持つ強力な経営陣を擁するスタートアップ企業、エクイノックス・オーシャンタービンズ社は、自社開発の商業的に実現可能なタービンソリューションを使用することで、海流エネルギーの膨大な潜在的エネルギー資源を市場投入まで5年以内に解き放つことを目指している。低流速で経済的なエネルギー生産が可能な画期的なタービンを開発し、現在Damen Maritime Venturesと他戦略的パートナーの支援を受けながら成長を続けている。



海流発電*の資源である海流は:

  • 低速、低リスク

  • 一定方向

  • 予測可能なスピード

  • いつでもどこでも利用可能

  • *海流発電 ≠ 潮流発電

Equinoxが提供するソリューション:

  • 世界第三のクリーンエネルギー

  • 安定した発電量、クリーンなベースロード

  • 高いエネルギー収率

  • 実証済みの特許技術使用

  • 5年以内での市場投入


海流発電の短-長期的市場動向:

  • 推定市場規模:700GW以上

  • SAM:40GW (@ 4~5億ユーロ/MW)

  • 2032年における推定市場価値:50億ユーロ


Equinoxは、タイムラインに沿った330万ユーロの資金調達を行っています。


日本のエネルギー課題:

  • 日本はエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っているため、価格変動や供給途絶の影響を直に受ける。

  • 日本はエネルギー需要を満たすため、石油、天然ガス、石炭の輸入に大きく依存している。

  • 日本は、2030年までに電力の36~38%を再生可能エネルギーで賄うという目標を掲げているが、タイムラインから遅れている。

  • 日本は風力発電や太陽光発電のような再生可能エネルギーの導入がより難しい地形をもつ国である。


オランダ発、Equinox社の海流タービンソリューションは、日本と世界の安定的でスムーズなエネルギー転換を救う鍵となるかもしれない。


この記事に関するご意見・ご感想など、お気軽にお問い合わせください


大津


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